come up with はなんで「思いつく」?  続・語順実践 17

SBCグローバル/ビズ英アップ! スクール代表の東です。

 

末尾に動画解説もつけていますので 活用してくださいね。

 

続編、Part 3 の第 10 弾、 広告代理店の男性2人が クライアントを訪問する場面、 長めでかつイディオムをキーになる 動詞で使っている点は難問の類かもしれませんが、 その他は平易な表現です。

 

イディオム(どちらかと言うとカジュアルな印象がある) を商用で、クライアントに対して、という点は 若干違和感を覚えてしまいましたが、

 

ま、あまり堅いこと言わずに、読み進めていきましょう。 早速、塊訳です。

 

元の文

Questions 59 through 61 refer to the following conversation with three speakers. 

W: Mr. Martin, Mr. Clemens—please come in.

M1: Thank you, Ms. Perkins. We’re excited to show you the advertising campaign that our agency put together for your business. 

W: I’m looking forward to seeing your proposal. My furniture company is doing well, but I’m sure we could sell even more tables, desks, and chairs if we advertised more widely. 

M1: I agree with you. While I prepare to present our plan for the television commercial, Mr. Clemens, why don’t you share our designs for the print ad? 

M2: Sure. As you can see, we’ve come up with several different ideas for a newspaper advertisement. Can you tell me what you think about this first ad, Ms. Perkins? 

(公式TOEIC Listening & Reading問題集5 Test 1, #59–61 (Part 3))

 

女性はアメリカ、男性1はカナダ、男性2はオーストラリアの ナレーターですね。

 

スクリプトを塊毎に改行します。

Mr. Martin, Mr. Clemens— 

Mr. Martin, Mr. Clemens

please come in.

どうぞお入りください

Thank you, Ms. Perkins. 

ありがとうございます、Ms. Perkins

We’re excited 

我々はわくわくしています

to show you the advertising campaign

お見せするのを 広告キャンペーンを

that our agency put together for your business.

当代理店が企画した 御社ビジネス向けに

 

いつものように 語順通りに理解していきます。

 

ここは最後の行まではお馴染み表現ですね。

 

躓くとしたら put together でしょうが、 (正しい位置に)置く put と一緒にの together で 集めてきて組み合わせる、組み立てる感じ、 assemble 等と同じようなイメージですね。

 

ここではいろいろな媒体の広告を組み合わせて キャンペーンを構成、企画した、と言う感じなので しっくりくる表現だと思います。

 

一度こんなふうに分解して考えておくと、 イディオムも覚えやすくなるんじゃないですか?

 

I’m looking forward to seeing your proposal.

楽しみです あなた方の提案を見るのが

My furniture company is doing well,

我が家具会社はうまくやっています

but I’m sure

ですが、確かに思います

we could sell even more tables, desks, and chairs

さらに多くのテーブル、机、そして椅子を売ることができていたと

if we advertised more widely. 

より広く宣伝していたら

 

ここもそれほど問題ないですかね。 後半はいわゆる?second conditional, could/would で「できただろう、だったのに」 if の条件のところも過去形で 「~していれば」過去形で距離を感じて 事実ではない仮定とその場合の予測になる、 と言う塩梅です。

 

日本語と同じです。

 

I agree with you. 

同意します

While I prepare to present our plan 

私がプレゼンを準備する間 我々の企画の

for the television commercial, 

テレビコマーシャルの

Mr. Clemens, 

Mr. Clemens,

why don’t you share our designs 

お見せしてはどうかなぁ 我々のデザインを

for the print ad?

印刷広告の

 

ここでは why don’t you ~? のニュアンス? 問題に回答するのが目的なら、スルーするのが 得策ですが、次の男性2の発言に繋げるように くだけた感じというか、上からというか、 そんなニュアンスを訳では出してみました。

 

Sure. 

いいっすよ

As you can see,

ご覧の通り

we’ve come up with several different ideas

考えておいたよ いくつかの違う案を

for a newspaper advertisement.

新聞広告用に

Can you tell me what you think 

教えてくださいな どう考えるか

about this first ad, Ms. Perkins?

この最初の広告に、Ms. Perkins

 

最後の部分、いきなりカジュアルな表現で ビックリ、そんな口調で書いてみました (やっぱりちょっと堅いこと言っちゃお、 面白いし)。

 

Martin 氏の言い方にカチンときましたかね?

 

come up with, can you? は社用の訪問では あまり使わないほうがいいかも知れないです。

 

brought とかproduced / could you? とかですかね。 語句をまとめておきましょう

 

agency 代理店 cf, agent 代理人

put together 足し合わせる、(バラバラなものを)まとめる、修理する

come up with ~ ~ を思いつく(後述)

ad = advertisement, 広告

 

さて、idiom とか phrasal verb と呼ばれる 動詞+前置詞(副詞)表現、 知らないと悩みますよね。

 

私は出会ったときに 動詞、前置詞のコアにある意味から なぜこういう意味になるのか 考えるようにしています。

 

たとえコジツケでも(笑) 一度そう考えておくと 記憶に残りやすいです。

 

今回の例だと最初の put together は 「一緒にまとめてきちんと置く」

 

そのままで、足し算とか、 まとめるとか、修理するとか、 おそらくネイティブはそのままの イメージでそう言っていると思います。

 

さて、問題は come up with ~ これは

I came up with an idea!

An idea came up!

この2つを比べて考えるのが よさそうです。

 

元々は下の文、 アイディアが湧いた、やってきた! なんだけど、私を主語に使いたい。

 

そこで、発生した主体である an idea を with をつけて後回しにして I came up with an idea! としたということ。

 

こうした働きがwith にあるんですね。 次の例と同じだということ。

 

Water filled the tank.

I filled the tank with water.

 

ではでは、次回の暗唱は 前半部分にしましょうかね。

 

後半部分も面白いけど、 ちょっとイレギュラーですからね。

 

本日の動画講座はこちらからどうぞ!

 

*come up with のくだりの元ネタはこちら。 中級以上の学習者向けでしょうが 面白かったです。

刀祢雅彦 前置詞がわかれば英語がわかる

(2005, ジャパンタイムズ)

 

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