「母音発音」by 実践!TOEIC英語
こんにちは。 SBCグローバル/ビズ英アップ! スクール代表の東です。
発音では動画必須、 動画だけでもいいくらい。
今日も末尾の動画解説、 ぜひ、活用してくださいね。
母音は今回の1回だけ。 それも限られた音だけ。
表題の5つの母音には 注意してほしいのですが、
そのほかはカタカナ発音で 何とかなる!
「あー」に聞こえる音は いくつもあって、特に区別したい 5種類を集めてみました。
ちなみに、アメリカ英語(米音) での解説です。
英語の母音って、 基本脱力系なんですね。
子音は結構緊張して、 おなかにも力を入れて
しっかり息を出しながら 発音するのに対して、
少なくとも、唇は 「たいてい」脱力。
英語母音で唇が一番緊張するのが[iː] 日本語の「イー」にかなり近く、 緊張感はほぼ同じ。
他は推して知るべし、でしょ?
リラックスして 練習しましょう これを踏まえて、「あー」に似た音、 練習してみましょ!
[ɑː]
お医者さんに口を見てもらう時の 「アー」 Doctor’s Ahとも呼ばれるようですね。
口を大きく開けてでも、 チカラはあまり入れないで。
唇は脱力、っていろいろ言ったら わかんなくなっちゃうね。
私は、あごを大きく開けて、 と表現したいのですが、
上下奥歯がはっきり離れる状態、 っていったら、解る??
たとえば、
car, park, father car, park は前回やった [r]が後に入る感じ、
舌を後から巻く感じですね。
fatherはそれもなくて あごを開いた「アー」ですね。
続いて
[æ]
これもあごはかなり開いてます。
で、すばやい「ェア」なんですね。
口を横に広げて「エ」からすぐ「ア」 綴り“a”を見たらかなりの 割合で[æ]ですね。
たとえば
can, cat, apple, hat…
小さな「ャ」じゃないですよ!
次は
[ʌ]
半開きの脱力「あっ」 あ、やっちまった、
の「あ、」で大体あってます。
チョッとマニアックに言うと、 [ɑː]の半分のあごの開きで、
舌をかるく引っ込めて[ʌ]。
つづりは”u” が代表選手、 “o”, “ou”の場合もあります。
cup, come, mother, country, trouble
などなど。
で、もう、runとranとかhutとhat 区別がつきますね?
続いて
[ə]
あいまい母音、と呼ばれるやつで、 口は閉じ気味上下奥歯はわずかに離れる程度。
そして、最高に?脱力^^; ちいさい「ァ」、「ゥ」、「ェ」 (このどれにも聞こえる)
をつける感じで解りますかね?
アクセントのない短い母音は いろいろな表記でもこの音だと思っていいでしょう。 (弱い[ɪ, e]などの場合もあるが、あまり 意識しなくていいと思います)
たとえば
about, sofa, children, moment, famous
などの下線部。
about 「ばうと」に聞こえたり しますね。
最初の音が弱いからですね。
最後に
[ɚː]
前回のように[əːr, ɜːr]表記もよくあります。 work, world, earth
など、発音がよくわからない?
「アー」がこの音の場合が ある気がします。
前回のブリッジrから、緩める感じで[ɚː] になるんでしたね。
girl で練習のほうが簡単かな?
[wɚː]も慣れるとつながりの いい音なんですけどね。
まだ、ちょっと自信がない?
様々な[ɚː]の発音が入っている 辞書サイトの発音音源を聞きながら、 練習してみてくださいな。
綴りear, ir, or はかなりの 確率で[ɚː]ですよ!
長年の(?)区別がつかなかった 悩みが消えていくかもね。
母音の重要どころは、 これでOK(暴論?)
一応、そのほかの主な発音記号を 並べておくとこんな感じで カタカナで何とかなるかと…
気楽にいきましょう!
[iː] イー、[ɪ] (脱力の)イッ [e] エ 脱力、ただし口の開きは大きめ [ɒ] アとオの中間、[ɔː] アーとオーの中間 [ʊ] ウッ、[uː] ウー ともに唇を丸める [oʊ] 二重母音、アイ、アウ、エイ、オイ (最初からカタカナかよ ^^;)
は基本問題なし。
オウをオーにしやすいので注意です。
もちろん、母音も正しい発音に 至るのが望ましいといえますが、
実際問題、アクセントでも変わるし 日本訛りでも子音さえ正しく出ていれば アクセントがあるな、
でコミュニケーションに支障は ありません。
発音は主に子音、 発音器官を練習で鍛えて 正しく素早く、を目指しましょう。
発音はひとまず終了。
次回から
タイトル短くします。 「英語の語順はそのまま理解」を実践する 「一に音読、二に音読」を実践する
を
TOEIC語順実践 TOEIC音読実践
にします。
これらを日々実践して TOEICスコアと話す力、
同時に伸ばしていきましょう。